大阪・関西万博静岡県ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」では、静岡の食の魅力を様々な角度からアピールすることをコンセプトにしています。
今回は、若者視点のアイデア創出を目的とし、学生を対象に「静岡県ブースに訪れた外国人に静岡茶の魅力を伝える方法」を考えるワークショップを2025年1月24日に行ないました。
今回参加したのは、静岡県立工科短期大学校 静岡キャンパス 建築設備科の2年生9名。2つのチームに分かれ、マーケティング手法であるSWOT分析を用いて、静岡茶の強みや弱み、静岡茶の競合について調べ、自由にアイデアを出し合いました。
はじめは、普段意識していない静岡茶について考えることに苦戦している様子でしたが、チームでディスカッションをしていくなかで、静岡茶が身近にあることに気づき、お茶を飲むリラックス効果や静岡茶の豊かな香りなどが「強み」として出てきました。一方で、学生ならではの視点で水ブームによるお茶離れや作り置きできないことによる不便さなどが「弱み」として出ていました。
さらに、具体的に「静岡県ブースに訪れた外国人に向けて静岡茶の魅力を発信するにはどうしたらいいか」を考えていくと、海外の文化である香水とお茶をかけ合わせた「茶香水」や、日本のアニメ文化とお茶をかけ合わせた「お茶のキャラクター」など、飲用以外にも楽しいアイデアが出てきました。
チーム内のディスカッションでアイデアが膨らんでいく様子も見られ、時間いっぱいまで活発な意見が出される中、最後はそれぞれチームで出たアイデアを発表し、記念撮影をして終了しました。
このようなワークショップをはじめ、大阪・関西万博静岡県ブースにまつわる活動を通して、静岡県に住む様々な方に、静岡の豊かな自然のもたらす「静岡の食の魅力」について考え、魅力発信に携われる機会を作っていきたいと考えています。
1月31日には沼津キャンパスでも同様のワークショップを実施予定です。追加レポートもお楽しみに!
【静岡県立工科短期大学校の紹介】
静岡県立工科短期大学校は2021年に開校し、ものづくりの基礎技能から最先端の技術まで学び、次世代のものづくりに対応できる実践的なリーダーを育成しています。沼津キャンパスと静岡キャンパスの2校があり、実践に特化した教育環境が整っています。